2024年11月10日日曜日

「ツワブキ」の花。

晩秋から咲くので、“冬を呼ぶ花”との異名もある「ツワブキ」の黄色い花が、参道の途中から境内にかけてきれいに咲いています。


境内の紅葉が色づくのは今からですが、俳句では冬の季語となります。


暑い日が続いていましたが、そろそろ冬の準備をする時期となったようです。


2024年10月26日土曜日

来ました。「アサギマダラ」。

待ちに待っていた旅するチョウ「アサギマダラ」。


今日は10匹前後のアサギマダラが飛び回っていました。
アサギマダラを引き寄せるフジバカマの花も満開です。


フジバカマを少しずつ増やしてきた甲斐がありました。


アサギマダラが飛び回る動画は、インスタグラムに掲載していますので、こちらもご覧ください。

「鳴谷山 長徳寺」インスタグラム
https://www.instagram.com/tyoutokuji_hikari/






2024年10月25日金曜日

「ツワブキ」の蕾。

 今年の秋は気温が高い傾向ですが、ここ最近は朝夕が肌寒く感じられる季節となってきました。

 鳴谷山の参道を登った所に咲くツワブキも黄色の花が咲き始めています。

 ツワブキは、四季の最後を飾る花とも言われ、花色が少なくなるこの時期には貴重な花です。

 ツワブキの花言葉に、「困難に負けない」という言葉がありますが、日当たりが悪く厳しい環境の中でも冬に向かって咲いていく様子が言葉の由来だそうです。

 お釈迦様は、八十年の生涯の最後が近づいたとき、自らをより所として生きて行くことを「自灯明法灯明」として教えを説かれました。

 お寺では、この「自灯明」の教えと、ツワブキの「花言葉」になぞらえて、ツワブキを「自灯明の花」として説かれることもあります。

 鳴谷山の紅葉も進みつつありますが、参道脇のツワブキが暖かみのある色を添えてくれています。








2024年10月17日木曜日

フジバカマ。

鳴谷山のフジバカマが満開を迎えようとしています。

フジバカマが、一匹ほど飛来して来ているのを見ましたが、写真には撮れませんでした。

来週ぐらいにはうまく撮影できるかもしれません。

2024年10月1日火曜日

両祖忌。大本山 総持寺。

 私達の曹洞宗では、永平寺を開かれた道元禅師と、総持寺を開かれた瑩山禅師のお二人のお亡くなりの日(9月28日)に、両祖忌としてご威徳を偲びます。

 この9月に関東に行く機会があったため、足をのばして大本山 総持寺へ参拝してきました。




 私も修行中に洒掃行(しゃそうぎょう:廊下などの雑巾がけ)をした百間廊下は、今日もピカピカで、うれしくなりました。








彼岸花(曼珠沙華)。

 お彼岸に開花が間に合わなかった彼岸花(曼珠沙華)が、ようやく咲きそろってきました。


 まだ暑い日が続いていますが、ようやく秋に近づいてきました。




2024年9月23日月曜日

秋のお彼岸。

 秋のお彼岸三連休では、1日目、2日目と雨が降ったため、3日目にお墓参りをされる方が多かったようです。



毎年、お彼岸の頃は彼岸花が咲き揃うのですが、今年はあまりの暑さのためか、今から咲き始めるようです。


周防地区の稲刈りも進みつつあり、暑い中でも秋の気配を感じるようになりました。


境内のフジバカマももうすぐ咲きそうです。旅するチョウ、アサギマダラの旅は始まった頃でしょうか。

2024年9月2日月曜日

「シニアクラブ」奉仕作業。


9月になり、朝夕、若干涼しくなってきたように感じます。
今年もシニアクラブさんにより、本堂前と墓地近くの間の植込みのタマリュウの間の草を引いて頂きました。



来られた方の力により、あっという間の1時間できれいになりました。


作業に来られた皆様方ありがとうございました。


参道途中には、夏の花のムクゲがまだ咲いています。


2024年8月25日日曜日

「処暑(しょしょ)」。

 二十四節気では、「処暑(しょしょ)」にあたり、暑さが収まる頃といわれますが、まだ暑い日が続いています。

 去年の処暑の頃は、もう少し過ごしやすかった気がします。

 暑い中ではありましたが、気になっていた参道途中のアスファルトを補修しました。


 水を散布すると固まってくれるそうです。

 木陰のある石段途中では、黒いトンボが飛んでいました。
 昔から飛んでいましたが、名前は「ハグロトンボ」という名前のようです。

 東京などでは、絶滅危惧種に指定されているようなので、数少ない貴重なトンボです。



 


2024年8月13日火曜日

令和六年 迎え盆。

お寺の方では、精霊棚(しょうりょうだな)や仏壇の前で供養する棚経(たなぎょう)が始まっていますが、本日13日は迎え盆といい、菩提寺とお墓にお参りし、お花やお線香を供え、ご先祖様をご案内する気持ちで提灯に明かり(迎え火)を灯し、家路につく日です。


本年はお盆の前に三連休があったこともあり、三連休中にお墓参りをされる方が多くいらしゃいました。


お盆にかけて棚経に参りました際には、甘露門(かんろもん)というお経をお唱えし、ご先祖様、有縁無縁三界の万霊を供養し、善い行いをご先祖様にめぐらします。



暑い日が続いていますが、境内の蓮花もきれいに咲いておりますので、ご鑑賞いただけたらと思います。









2024年8月5日月曜日

「ふるさとの火まつり 柱松」。

 8月3日土曜に、島田川にかかる旭橋の護岸において「ふるさとの火まつり 周防柱松」が開催されました。

 柱松は、江戸時代、五穀豊穣や疫病退散を願い始まった祭で、子供達に火の役目を教え、また、精霊を迎え、無縁仏の供養等を目的にしているとも伝えられています。(山口県の文化財HPより)

 萩の葉や花火を竹で作られた籠に、下から松明を投げ入れる伝統のお祭で、最近では、全ての柱松に火が入ると花火が上がります。


火入前の様子


 今年の会場には、来賓として、岸衆議院議員さん、河野県議さん、市川市長さんもお見えでした。

 低い柱から順番に火入れを行いましたが、順調に火が入り、火が入る度に歓声が上がっていました。



 また、火入れ後は大きな打ち上げ花火が多く上がり、会場にいた方々も空を見上げて花火を楽しんでいました。


2024年7月22日月曜日

「クリーン光」の清掃活動。


 7月21日は、先週から雨天順延となった「クリーン光」が実施されました。

 虹ケ浜の海岸清掃から始まったクリーン光ですが、今年で50年目になるようです。

 うちの地区では、島田川にかかる旭橋の護岸を清掃をしました。

 
 清掃が終わった後には、柱松の開催を知らせる幟が立てられていました。


 梅雨が明けて、一気に盛夏になったかのようですが、もう少し暑い日が続きそうです。


2024年7月12日金曜日

「七十二候」の「蓮始開」。

 一年を春夏秋冬の4つに分けたものを「四季」と呼びますが、24に分けたものを「二十四節気」、さらには、72に分けたものを「七十二候」といいます。

 七十二候は、細かな自然の変化に目を向けている暦で、鳥や花、気象などの様子で季節を表現しているのが特徴となっています。


 本日は、「蓮始開」(はすはじめてひらく)と呼ばれ、蓮が始めて開く時期とされています


 「蓮は泥より出でて泥に染まらず」といった言葉にもあるように、泥の中にありながらまっすぐに茎を伸ばし美しく咲く姿が、人生の中にある様々な苦悩や悲しみに負けず、清らかに咲き誇る生き方を目指す仏教の教えに通じるとして、昔から大切にされてきました。

 蓮は仏教の発祥地インドの国花にもなっています。

 

 鳴谷山の蓮の花は、早いものは咲き始めていますが、これから本格的に開花が始まりそうです。