2024年4月15日月曜日

春の花々。

桜は葉桜になりつつありますが、鳴谷山の境内には春の花々が咲き始めています。

ご参拝の折には、是非、ご鑑賞下さい。

ネモヒィラ

シャクナゲ

ミツバツツジ




 周防地区の風景も春らしくなってきました。














2024年4月8日月曜日

花祭り。

本日、4月8日はお釈迦様の誕生をお祝いする日で、釈尊降誕会、花祭りとも言われます

日本での歴史は古く、奈良時代から花祭りが行われていたようです。

花祭りでは、小さなお堂の中に誕生仏を安置して柄杓ですくった甘茶をかけて洗い清めます。


当山では、3月18日の春季法要の際に花御堂を設置して、甘茶をご自由に飲んで頂きましたが、甘茶を飲んだ子どもたちに砂糖などの甘味料が入っていないことを伝えると、驚いていました。

ちなみに、甘茶の葉は薬局などで購入できます。花祭りに合わせて一度ご試飲されてはいかがでしょうか。



※本日は、あいにくの雨のため、昨日の桜の様子を掲載します。ちょうど満開?でしょうか。





2024年3月30日土曜日

地元の新聞に掲載されました。

地元の新聞である日刊新周南新聞さんに記事を掲載して頂きました。




当日は天気にも恵まれて、多くの方にご参拝頂きました。
ありがとうございました。


2024年3月23日土曜日

3月18日 春季法要。観音縁日。

 毎年3月18日は長徳寺の十一面観音様の縁日です。本年も春季法要を執り行いました。

当日は、前日の雨もあがり、お天気にも恵まれました。

午前中は、ご先祖様、並びに、命を支えてくださっている多くの人びとや動物、植物など生きとし生けるすべての命に対して感謝し供養する施食会、大般若経を転読し無病息災・道中安全・五穀豊穣・所願成就を祈祷する大般若会、当山のご本尊十一面観音菩薩に報恩感謝する観音法要、参拝者や関係者各家の先祖代々供養をする総回向を執り行いました。

また、午後からは、光市でお琴を演奏されている五名の方と尺八の方による演奏会、境内外では、わたなべえつこさんによる似顔絵のイラストコーナーを設置いたしました。

お琴の演奏は、光市の文化祭などでも演奏されている方による演奏で、重奏による深みのある曲やなじみのある曲を演奏され、最後の方は、さくらさくらなどの曲を参加者と一緒に歌うなど、とても和やかに演奏会が開催されました。

当日は、市内から初めて長徳寺の縁日に来られたという方もおられ、いろいろな方との縁を頂きました。

午後4時頃からは、学校を終えた小学生が集まり、境内では賑やかな声を聴くことができました。
子どもたちが期待していた縁日の露店についても、たい焼き、回転焼き、焼き鳥、りんご飴、小籠包、イカ焼き、フライドポテトのお店があり、一時は購入するのに行列ができたところもあったようです。

彼岸とは、「彼の岸」すなわち「悟り、涅槃の境地」を意味し、その語源は、サンスクリット語「パーラミター(波羅蜜多)」の漢訳語「到彼岸」からきています。

煩悩と迷いの世界である「此岸」から悟りの世界「彼岸」へ到達するために、「六波羅蜜」の修行を行ないます。彼岸はその修行をするための期間でもあります。

お彼岸は、「春分の日」「秋分の日」を中日として前後7日間のことをいい、今年は3月17日から3月23日までとなっています。

2024年3月3日日曜日

長徳寺縁日の準備。

令和6年も3月に入りました。

3月18日の長徳寺の観音縁日に向けて、お寺の役員さんに周防地区内の交差点周辺などに、案内のぼりを立てて回って頂きました。






少し肌寒くなりましたが、早咲きの河津桜は今見頃、菜の花も咲き始めています。





2024年2月25日日曜日

長徳寺 護持会総会。

本日、令和六年度長徳寺護持会総会が開催されました。
心配していた雨もやみ、多くの方にご出席頂きました。
ありがとうございました。

今年の3月18日の春季法要は、午前9時30分から本堂でのお勤めを開始いたします。

  三月十八日(月)
   午前九時三十分~ 施主施餓鬼会
   午前十時三十分~ 鳴谷観音報恩供養
            大般若祈祷会
            総回向
            塔婆供養

午後からは、お箏と尺八の演奏があり、また、境内では「わたなべえつこ」さんの似顔絵コーナーも設置いたしますので、是非、お越し下さい。




境内では、早咲きの彼岸桜が咲き始めています。どうも、一週間程度、開花が早いようです。


2024年2月17日土曜日

ミモザアカシア。ビオラ。ネモフィラ。

 山内にあるミモザアカシアの花がもうすぐ咲きそうです。

日本ではあまり浸透していませんが、ヨーロッパの多くの国では、日ごろの感謝を込めて花を贈る習慣があり、特にイタリアでは「ミモザを贈る」のが定番となっているそうです。

最近では日本でも、お花屋さんがミモザの切花を売るようになっています。

春の訪れの前に、やすらぎ観音塔の裏の場所に、ビオラとネモフィラを植えました。

ビオラの間のネモフィラは、これから大きくなって、瑠璃色の花を咲かせてくれることを期待しています。

春のような陽気で、菜の花にはミツバチが蜜を集めにきていました。


2024年2月15日木曜日

涅槃会。

2月15日は、お釈迦様がお亡くなりなった日です。

お寺では、お釈迦さまの最期の様子を描いた「涅槃図」を掲げて、お釈迦さま最後の説法を記した「遺教経」(ゆいきょうぎょう)を読誦し、そのご遺徳をしのびます。 


お釈迦様は涅槃の際に、集まった弟子たちに「ものごとは移り変わっていく、怠ることなく日々精進しなさい」との言葉を残されました。

「変化」を恐れず、良い方向への変化を目指し、日々精進したいと思います。


2024年1月1日月曜日

令和六年元日。

新年明けましておめでとうございます。

昨日の大晦日、除夜の鐘、新春の法要も無事勤めることができました。


新しい年が皆様にとってより良い一年となりますようお祈り申し上げます。

本年度もどうぞ宜しくお願いいたします。




2023年12月31日日曜日

大晦日。

本日は一年の最終日、大晦日です。

 大晦日は、除日(じょじつ)とも呼ばれ、その夜に鳴らす鐘を「除夜の鐘」と呼びます。

「除」という言葉には、古いものを捨て、新しいものに移るという意味があり、心穏やかに新年を迎えようという願いが込められています。


心を落ち着けて除夜の鐘をつきたいと思います。




2023年12月8日金曜日

12月8日。成道の日。

 本日、12月8日は、悩み続けられたお釈迦様が、菩提樹の下で『お悟り』を開かれ、『仏陀(ぶっだ)』となられた日です。


 道元禅師様は、
仏道をならうというは、自己をならうなり。
 自己をならうというは、自己をわするるなり。
 自己をわするるというは、万法に証せらるるなり。
 万法に証せらるるというは、自己の身心および他己の身心をして脱落せしむるなり。
 (『正法眼蔵』 「現成公案(げんじょうこうあん)」巻の一文を抜粋。』
との言葉を残されました。

 仏道とは、お釈迦様が説いた教えです。そして、仏道を習得するということは、「自己を習い、学ぶこと」であると禅では説きます。

 仏教の教えを通じ、お釈迦さまと同じように、あらゆる苦から自由になれるように日々が精進。


 そんなことをつらつらと思う12月8日です。





2023年11月13日月曜日

ツワブキ。

いつの間にか、山内のあちらこちらで黄色のツワブキの花が咲き始めています。

俳句では、冬の季語になるツワブキ。
「立冬」を迎え、冬が始まってきました。
今年の秋は短かったように思います。


フジバカマの花には、アサギマダラが来ていました。南への旅の途中でしょうか。


本堂では曹洞宗作成の動画を見て、梅花流詠讃歌を学びました。



2023年10月22日日曜日

アサギマダラ。秋の空。

旅する蝶として知られているアサギマダラ。今年も鳴谷山に訪れてくれました。


山口県内では周防大島町などにも訪れていますが、光市付近に飛来してくるアサギマダラは、長野県の嬬恋村などでマーキングされたアサギマダラが確認されています。

小さな体で500キロ以上も飛んで旅するとは驚きです。


稲刈りも進み、いつの間にか秋の空となってきました。